当サイトは広告収入で運営しています

クリスマスに、ありがとう

このページにいいね!する
  • サンタを心待ちにする女の子の物語
  • 3歳、4歳、ママ向け

朗読つき!パラパラめくれる絵本

絵本制作:あかえほ 絵・文:ちびこママ

朗読:あんどうゆうか

または、スクロールして読む

印刷できるPDF絵本はこちら

著作者情報とご利用にあたって
  • この絵本はあかえほのオリジナルコンテンツです。絵本の著作権はあかえほ、ならびに担当イラストレーター様に帰属します。
  • ご家庭・少人数のグループ・保育施設等でのご利用に限り、PDF絵本を無料でダウンロードいただけます。
  • 絵本は予告なく内容変更・削除となる場合があります。
  • 絵本および挿絵の無断転載、二次利用は厳禁です。挿絵の一部は有料販売しております。挿絵を商用利用されたい方は有料サイトでご購入ください。
    イラスト販売に関するご案内
  • 絵本の挿絵の一部は姉妹サイト「ちびそざい」にて白黒版を配布しています。園だよりなど、非営利目的でご使用ください。
こちらのページもご参照ください
― スポンサーリンク ―

心温まる冬の物語絵本

クリスマスに、ありがとう

絵本制作:あかえほ 絵・文:ちびこママ

朗読:あんどうゆうか

クリスマスに、ありがとう1

 

きょうはクリスマス。
サンタクロースがやってきて、プレゼントをくれる日。

「やさしくて、いい子のところにだけ、きてくれるのよ。」

おかあさんから、そうきいていたので、
ゆめちゃんは、まいにちおてつだいをして、
この日をたのしみにしていました。

まくらもとに、くつしたをおいて、ドキドキしながら、ねむりにつきました。

 

クリスマスに、ありがとう2

 

あさがきました。くつしたをみると…。

「わあ!プレゼントがはいっているよ!
サンタさん、きてくれたんだ!」

ゆめちゃんは、おおよろこびでおかあさんにいいました。

「これからも、ずっとい子でいるよ!」

つぎのとしも、そのまたつぎのとしも、
ゆめちゃんはプレゼントをもらうことができました。

 

クリスマスに、ありがとう3

 

あるとき、ゆめちゃんはおもいました。

「いつまでプレゼントをもらえるのかな。」

おかあさんに、きいてみました。すると…。

「ゆめちゃんは、おねえさんになったのね。
せかいじゅうに、ゆめちゃんよりもちいさな
こどもたちが、たくさんいるから、サンタさんはたいへんだよね。

だから、いままでありがとう、これからは
ほかのこどもたちのところへいってあげてね、
と、おてがみをかいて、サンタさんにプレゼントしてあげよう。」

 

クリスマスに、ありがとう4

 

ゆめちゃんは、ちょっぴり、さみしかったけれど、
ことしのクリスマスは、くつしたのかわりに、おてがみを
かくことにしました。

あさがきました。プレゼントは、やっぱりありません。でも…

「ゆめちゃんは、サンタさんをおもいやれるいい子だから、
おとうさんとおかあさんから、クリスマスプレゼントだよ。」

サンタさん、おとうさん、おかあさん、
みんなみんな、ありがとう。

 

 

おしまい

あとがき

この絵本は、我が子がまだ小さく、サンタさんの存在さえまだ分かっていない頃に作った作品です。

子供がサンタさんからのプレゼントを心待ちにするようになり、成長して、いつかサンタさんを“卒業”する時期が来たら、なんて説明しよう・・・?

そんなことを考えながら、『クリスマスに、ありがとう』を書きました。

いらすとや

ところで、煙突を通ってきて靴下の中にこっそりプレゼントを入れるって、ちょっと無理がありますよね(笑)一体どこからそんなお話が生まれたんでしょうか?

実はこれは、「聖ニコラウスの逸話」という伝説がもとになっていると言われています。この逸話がどんなストーリーかというと・・・

「ある時ニコラウスは、貧しさのあまり三人の娘を身売りしなければならなくなる家族の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、窓から金貨を投げ入れた。このとき暖炉には靴下が下げられていており、金貨はその靴下の中に入ったという。この金貨のおかげで家族は娘の身売りを避けられた」

サンタクロース(2017)│Wikipedia

どうやら、暖炉のそばに靴下が下げられていた、というシチュエーションから派生して、サンタクロースの物語が生まれたようですね。

靴下にプレゼントを入れるのはちょっと大変。だから、プレゼントは枕元に。靴下には、コインチョコなんかを入れてみてはいかが?

親子でクリスマス、楽しみですね。

「クリスマスに、ありがとう」挿絵について

この絵本の挿絵は、すべてあかえほの管理人・ちびこママの作品です。

絵本の二次利用はできませんが、挿絵は有料ストックイラストで販売予定です。

タイトルとURLをコピーしました