おじいちゃんのパン

♥女の子とパン屋のおじいちゃんの物語
♥3歳、4歳向け



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ほっこりする物語絵本

 

≫絵本の読み方・作り方はこちら

おじいちゃんのパン

作:ちびこママ
絵:フリー素材

ここは、おうちのちかくの、かわいいおみせ。

ママは、ここでコーヒーをのむのが、だいすき。
あたしはいつも、ここでおいしいパンをたべるの。

 

あまくて、ふわふわで、なんだか、きもちも ふんわりして、おかおがニッコリしちゃうのよ。

ふわふわのパンをやいているのは、やさしいおじいちゃん。
パンもおじいちゃんもだいすきで、ときどき、ママにないしょで、あそびにいくの。

 

おじいちゃんは、あたしがひとりで、おみせにきても、いつもおいしいパンをたべさせてくれた。

かえるときには、いつも、「またおいでね」っていってくれるの。

だけど、あたしは、おともだちがたくさんできて、だんだん、おみせにはいかなくなったんだ。

 

あるひ、ひさしぶりに、おみせにいったの。

おみせにいくと、おじいちゃんはいなくて、おじいちゃんに、おかおがそっくりなおばちゃんがいた。

「こんにちは!おじいちゃん、いますか?」

 

おばちゃんは、ゆっくり、こういった。

「おじいちゃんには、もうあえないの。あなたがきたら、パンをあげてね、っていわれてたのよ。おばちゃんがやいたパンだけど、たべてくれるかな?」

おばちゃんのパンは、あまくて、ふわふわで、なんだか、きもちは、ぎゅっとして、なにかをがまんしたくて、おかおにグッと、ちからをこめた。

 

おばちゃんのパンだけど、おじいちゃんのパンのあじがした。

「おばちゃん、あたしにパンのつくりかたを、おしえてくれる?もっとおおきくなったら、ここでパンをやきたいな。」

おばちゃんは、うれしそうにわらった。

「おじいちゃんのパン、いっしょにつくろうね。」

 

おしまい

あとがき

この絵本は、珍しく長編になってしまいました。

通常、物語絵本は見開き4ページ以内に収めています。今回は使いたいイラストもたくさんあったし、イラストから感じたイメージをもとにストーリーに作っていったところ、どうしても4ページでは足りなかったんです。

少々、悲しいストーリーになってしまいました。(人物イラストの制作者であるTAE様、ごめんなさい…)でも、悲しさよりも、どこかポカポカと心温まるような、優しい気持ちになってもらえたらいいな、と思います。

対象年齢は3歳、4歳向けとさせていただきましたが、我が子はまだまだその年齢に達しません。

正直なところ、この絵本が何歳向けなのか分からないのですが、「こころ」、「きもち」、そういったものをお子様が理解できるようになってきたら、読み聞かせにこの絵本を選んでいただけたらと思います。

ところで、皆さんはどんなパンがお好きですか?私はメロンパン!オーブントースターで少しトーストして、外はカリッと、中はもちっとさせて食べるのが大好きです。

パンのイラストはしえる様という方のイラストを使わせていただいています。とても美味しそうですよね!TAE様の人物イラストとはタッチがだいぶ変わりますが、その分、パンが強調されるので、いい組み合わせになったかな、と思っています。

TAE様としえる様、お二方のイラストも楽しんでいただければ嬉しいです。

この絵本のイラストについて

使用したフリー素材

SPECIAL THANKS!

イラストAC

TAE様(カフェの風景、人物のイラストすべて、コーヒー豆とカップ)
しえる様(パンのイラストすべて)

※パンを運ぶ女の子のイラストは、元はコーヒーを運ぶイラストです。
しえるさんのパンのイラストを加工し、TAEさんの女の子のイラストに重ねています。

kon.様(タイトル、検索窓)
kumi様(本のフレーム)

あずきフォント(検索窓の文字)

icon-clock-o 2017-03-14 icon-rotate-left  icon-user ちびこママ

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