クリスマスに、ありがとう

♥サンタを心待ちにする女の子の物語
♥3歳、4歳向け




季節の物語絵本

 

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クリスマスに、ありがとう

作:ちびこママ
絵:フリー素材

きょうはクリスマス。サンタクロースがやってきて、プレゼントをくれる日(ひ)。

「やさしくて、いい子(こ)のところにだけ、きてくれるのよ。」

おかあさんから、そうきいていたので、ゆめちゃんは、まいにちおてつだいをして、この日(ひ)をたのしみにしていました。

まくらもとに、くつしたをおいて、ドキドキしながら、ねむりにつきました。

あさがきました。くつしたをみると…。

「わあ!プレゼントがはいっているよ!サンタさん、きてくれたんだ!」

ゆめちゃんは、おおよろこびでおかあさんにいいました。

「これからも、ずっといい子(こ)でいるよ!」

つぎのとしも、そのまたつぎのとしも、ゆめちゃんはプレゼントをもらうことができました。

あるとき、ゆめちゃんはおもいました。

「いつまでプレゼントをもらえるのかな。」

おかあさんに、きいてみました。すると…。

「せかいじゅうに、こどもたちがいて、サンタさんはたいへんだよね。だから、いままでありがとう、これからはほかの こどもたちのところへいってあげてね、と、おてがみをかいて、サンタさんにプレゼントしてあげよう。」

ゆめちゃんは、ちょっぴり、さみしかったけれど、ことしのクリスマスは、くつしたのかわりに、おてがみをおくことにしました。

あさがきました。プレゼントは、やっぱりありません。でも…。

「ゆめちゃんは、サンタさんをおもいやれるいい子(こ)だから、おとうさんとおかあさんからクリスマスプレゼントだよ。」

サンタさん、おとうさん、おかあさん、みんな、ありがとう。

おしまい

あとがき

クリスマスには煙突を通ってサンタクロースがやってきて、枕元に置いた靴下の中にプレゼントを入れてくれる―小さな頃は、ワクワクしましたよね。

子供の夢を守るために、毎年お父さんお母さんは様々な工夫をされていることと思います。

では、一体いつ種明かしをするか?それとなく気が付くお子様もいることでしょう。でも、どこかのタイミングで区切りをつけるというご家庭もあるかと思います。

我が家は子供がまだまだ小さく、サンタクロースの存在さえまだ分かっていないので随分先の話になりますが、いずれ“その時”が来たら、なんて説明しようかな・・・?

そんなことを考えながら作ったのが、『クリスマスに、ありがとう』です。

ところで、煙突を通ってきて靴下の中にプレゼントを入れるって、ちょっと無理がありますよね(笑)一体どこからそんなお話が生まれたんだと思いますか?

実はこれは、「聖ニコラウスの逸話」という伝説がもとになっていると言われています。この逸話がどんなストーリーかというと―

「ある時ニコラウスは、貧しさのあまり三人の娘を身売りしなければならなくなる家族の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、窓から金貨を投げ入れた。このとき暖炉には靴下が下げられていており、金貨はその靴下の中に入ったという。この金貨のおかげで家族は娘の身売りを避けられた」

―Wikipediaより(2017)

というものです。どうやら、暖炉のそばに靴下が下げられていた、というシチュエーションから派生して、サンタクロースの物語が生まれたようですね。

靴下にプレゼントを入れるのはちょっと大変だから、プレゼントは枕元に、靴下の中には、コインチョコなんかを入れてみてはいかが?親子でクリスマス、楽しみですね。

参照 サンタクロース(2017)│Wikipedia

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