こちらの絵本を私目線でサラッとご紹介します。独断と偏見による個人的感想です。
※「どんな絵本?」の項目は絵本の内容に触れます。
お月さまがお散歩するお話。
猫ちゃんみたいに手足やとんがり耳、しっぽが生えて、あっちこっちを銀色に照らしながら歩き回ります。
自分が光っているから、周りが銀色に光る。
お月さまを見つけて、子供たちや動物たち、妖精たちもお月様についていく。
そして、みんな一か所に集まって、夜のパーティーみたいになる。
元が外国語の詩の絵本だから、訳の文章も詩的で、言葉はちょっと難しい。
でも、なんとも幻想的で美しくて、可愛らしい絵本。
独特でファンタジックな世界観を楽しむ絵本です。
3歳、4歳くらい。
文章の意味はあまり気にしない方がいい(笑)
挿絵がとっても素敵なんだけど、夜がテーマで全体的に落ち着いた配色なので、好みは分かれそうな気がする。
一文一文は短いけど、海外の詩の絵本の日本語訳だからか、多少音読しづらいページもある。
子供にとっては初めて聞く言葉も出てくると思う。
文字のあるページは10ページ。挿絵だけのページもある。
普通に音読して1分半。
使用文字はひらがな・漢字。漢字にはふりがな有り。
図書館で見つけて、なんとなく心惹かれて。
閉じた状態で22cmくらいの正方形型。
約320g。小さめのペットボトル1本分くらい。
薄いけど、A4用紙の短辺よりも幅があるので、持ち運ぶには少々嵩張る。
なんだか不思議。でもなんか気になる。惹かれる。
挿絵、見れば見るほど好きになっていく。
最初は正直、物語の意味がよく分からなかった。文章はちょっと難しいから、子供に「どういうこと?」って聞かれるし、私も状況がよく分からなかった(笑)
でも、読めば読むほどどんどん好きになる。子供も最初は意味わからん・・・な感じだったけど、最終的には大好きになった。素敵な絵本。
ご参考まで。