子供の言葉の発達って気になりますよね。2歳にもなると、公園で他の子たちのお喋りを聞いて焦ったり。
言葉は個人差があるし、デリケートな問題。ママ友と情報交換するにも気を使う・・・。
我が子は海外で生まれ、早産&未熟児だったため、言葉の心配はありました。が、今ではすっかりお喋りっ子に。
今回は、子供の言葉の成長具合を年齢・月齢ごとにまとめてみました。
母子手帳で我が子の言葉の成長具合を振り返る

2歳過ぎまでは、真面目に母子手帳に成長記録を書いていました。
今ではすっかり書かなくなったけど(;’∀’)
生後5~6か月頃
言葉に関する一番古い記録です。この頃の様子は正直記憶になし!(笑)
- 「あーうー」と声を出したりうなり声を出したりする
- 声を出して笑うことがある
1歳3~4か月頃
話しかけると、ジェスチャーで返してくれるようになりました。
- 「アパ」、「アダ」、「ナ」とよく言う
- ダメ、と言うと少し変な顔をする
- ちょうだいができる
- いただきます、ごちそうさまと声をかけると手を合わせるようになった
子音を含む喃語(2音以上の声)が出てくるのは、言葉の発達の第3段階くらい、らしい。
最初は母音だけで「あー」とか「うー」と言う、次に「あーうー」のような2音、そしてそこに子音が入る、という感じ。
1歳10か月頃
だいぶ言葉を理解できるようになってきました。
- ジャンプ、ごろん、くるくる、等声をかけると、動く
- 「行っちゃった」「どうぞ」等が言える
- 「いないいないばー」と言いながら遊ぶ
ちなみに、住んでいた国では1歳6か月検診がありませんでした。1歳半ごろ、写真や絵を見せて指差しできていたか、というと?否!
「〇〇どーれ?」と聞いて、正しく指差しできたのは、2歳過ぎてやっとでした。
2歳3か月頃
物の名前をだんだん覚えてきました。ほかにも、2語文を言えたり、歌ったり。
- 「くーま(車)」、「てんしゃ(自転車)」など言えるようになった
- 「くーま、あった」など二語文も
- こちらの言う事をだいぶ理解している
- 歌を振付込みで覚えている
母子手帳の記録は、ここで途切れていました(^^;)
語彙爆発はおそらく2歳7~8か月頃に起きた
我が子は、母子手帳の記録が途切れた2歳3か月頃から数か月間、言葉の発達に目に見える変化はありませんでした。
2歳のときに日本に本帰国できたので、週1回のプレ幼稚園に通わせてみたのですが・・・
中には、フルネームと年齢をバシッと言える子もいて、正直焦りました(笑)
生まれ月の違いがあるとは言え、こんなにも成長に差があるのか!と驚きでした。
2歳半を過ぎたら、急にいろんなことを話し始めた
ある日、しきりに冷蔵庫の前で私に訴えていました。
「みももー。みーもーもー!のいたいー。」
最初は「???」だったのですが、「はっ!飲み物のみたい、か?!」と気づき、聞いてみたら大正解!
他にも、「まももー。こんこんー。くまちゃん~」とか。
これ、「卵、コンコン(割る)」という事でした(笑)
くまちゃんは、絵本の『しろくまちゃんのほっとけーき』で卵を割るから。
こんなことが増えて行きました。
2歳7~8か月ごろ、噂に聞く「語彙爆発」期を迎えた
ある日突然ぺらぺら喋るわけではなく、「なんか今日はよくしゃべるな~」という日が、どんどん増えていく感じ。
しだいに、「今日も随分よくしゃべるな~」と感じるように。その状態が、2週間くらい続いたと思います。
そしてついに、敬語や過去形まで出てきて、文脈のある言葉を喋りだしたんです。
「これが言葉の爆発と言うものか・・・!」
と妙に納得したのでした。
この頃には、キャラクターの名前も出てくるようになりました。でも、舌足らずで、
- ピカチューが「マチュー」
- ドラえもんが「モーモン」
- ミッフィーちゃんとキティちゃんが混ざって、「ピピちゃん」
だったりと、可愛かったなぁ(*^^*)
3歳も間近にせまるとマシンガントークが止まらない
お喋りが上手な子のママはよく、「毎日うるさくて・・・」と言います。
うちの子は、2歳半頃までは口数も少なめだったので、羨ましくもあったし、ママたちのセリフは謙遜の一種だと思っていました。
が、今は本当に心の底から思います。
本当に毎日うるさい(ごめん笑)
- 「ねーねー、おかーしゃーん、きーてよぉ~あのねぇ~」(勿体ぶる)
- 「もう!だめ!やめなさいよー!もう!しらないっ!」(私の真似)
- 「おちないよーに、そーっとね。ゆっくい、ゆっくい・・・あーおっとっとぉー!あーあ、おちちゃったー」(わざと手に持っている物を落とす)
- 「ねーねー、あのねー、ゆーちゅーぶみたいー!みせてくーさいよー!」(テレビ番組よりYouTubeの方が好きorz)
歌や絵本の内容も覚えて、一人でワーワー言ったり。
最近子供がはまっているのが、お医者さんごっこ。
診察から体温計、注射、お薬の処方までの一連の流れを延々とつき合わされます(笑)
子供の遊びに付き合うのは体力と気力が必要。なまじ言葉が分かってくると、テキトーなことを言うと訂正を要求されるのです。

こちらが「はい、おもちゃどうぞ。」とおもちゃの注射器を渡すと、
「ちがうよ?あのね、そえね、ちゅーしゃだよ?」とか。
もう、毎日へとへとでした(^^;)
3歳半を過ぎると過去や未来の話もする。時には英語も
満3歳になり幼稚園に上がると、また一気に語彙が増えました。
子供の吸収力は半端ない。先生のおはなし、お友達との会話、家に無い絵本の読み聞かせから、どんどん新しい言葉を覚えてくる。
特に驚いたのは、いつの間にか、「過去」や「未来」を理解し、言葉で表現できるようになっていたこと。
3歳半を過ぎたあたりから、急に思い出話を、過去形を駆使して話しました^^;
ただし、
- 過去の話はすべて「さっき」か「きのう」~「だった」
- 未来の話は、「まだ~ない」とか「こんど~しよう」
と言うので、けっこう混乱しました(笑)
また、Eテレの「えいごであそぼ」やYouTubeの影響なのか、英語もよく出てきます。
- おやつを食べて「ヤミ―!」と言う
- 色をみて「レッド!グリーン!」と言う
- 英語の歌もたまに口ずさむ
親バカによる自慢とかではなく(笑)
テレビも情報量が多いので、子供が興味を持って見ていれば、自然と覚えてしまうことが多いんだと思います。
心配しなくても子供はどんどん言葉を吸収する(最後に)
ここまで読まれた方は、お子さんの成長のために日々努力している方だと思います。
でも、つい周りのお友達と比べたり、親から変に心配されたりして、不安になってしまうことってありますよね。
明らかに発達が遅い気がするとか、全く声すら発しない場合は、病院や専門機関にご相談された方がいいと思います。が、そうでない場合は、いつかは子供はしゃべり出します。
無用な心配を抱えて毎日過ごすよりも、ゆったり構えて楽しく過ごす方が、子供にとっても自分にとってもずっといいと思います。

今回は、うちの子が年齢月齢ごとに発していた言葉をまとめてみました。
ちょっとママ友には聞きにくい、という方の参考になれば嬉しいです。
いっしょに子育て、頑張りましょう♪
♥本記事の挿絵はふわぷかさんのイラストです。
イラストダウンロードサイト【イラストAC】で無料ダウンロードできます。
ふわぷかさんは、「STになろう」というサイトを運営されています。
「ST(Speech Therapist)」とは、言語聴覚士さんのこと。
言語聴覚士とは、話したり食べたり聴いたりすることに障害がある方やその家族に対し、専門的な援助をするお仕事だそう。
小児分野においては、発達に遅れがある子どもに対しコミュニケーション訓練や、発語を促す訓練をする、発音に異常がある場合に、正しい発音をできるようにするための訓練をする、などがあるとのこと。
同サイトは、STという仕事についての解説やSTを目指す方への情報提供サイトですが、お子様の言葉の発達に何らかの不安がある方にとっても、参考になるサイトではないかと思います。