当方、元ドイツ駐在員。
あちらに住んでいた時には、ヨーロッパの様々な観光地へ旅行に行きました。
ヨーロッパの町並みって素敵ですよね(*^^*)木組みのお家やレンガ作りの建物に、立派な教会・・・。
自然豊かな地域に行くと、これまたその風景にマッチした趣あるお家が並んでいたりして本当にきれいなんです。
今回ご紹介したいのは、オーストリアのハルシュタットという小さな町です。個人的に、ヨーロッパ旅行の中で一番のお気に入りとなった観光地です^^
めっちゃくちゃ遠かったけど(笑)
旅行したのは2016年で情報としては古いですが、ご参考にどうぞ♪
山と湖と教会と。ハルシュタットと言えばこの風景!
この風景、カレンダーなどで見た事ある方もいるかもしれません。実はハルシュタットは世界で最も美しい湖畔の町と言われています。
童話の世界に出てきそうな山と湖、教会、町並み・・・。
これ、私のベストショットなんです(*^^*)スマホにしてはよく撮れてるでしょ?
あの写真が撮れる場所はココ↓
町の北のはずれになりますが、町自体が小さいので歩いて行けますよ^^
というか、観光の中心地である町中は入り口にゲートがあって、一般の車は入れません。宿の車や住民の車以外は通行禁止でした。
車でハルシュタットに来る場合は、町の南のはずれにある駐車場にとめないとダメです。
ちなみに人を入れて撮影しようとすると、これぐらいのサイズ感になります。
可愛く、どこかほっとする町並みと景色
いかにもヨーロッパ!って感じの豪華絢爛な建物もかっこいいんですが、ハルシュタットの町並みは可愛らしくてどこか素朴で、落ち着く場所でした。
こういう木造の建物があるのってなんか新鮮。なんだかすごく落ち着く風景。
天気が良かったので、湖面に山や建物が写り込んですごくきれいでした(*^^*)
カラフルなお家。ピンクの外壁に緑の玄関、かわいい(*^_^*)
案内板、カフェ。か、かわいいぃ(><)
地ビール!・・・飲みやすくておいしかった記憶!(うろ覚え笑)
「DAS BIER(ダス・ビーア)」と書いてありますが、オーストリアはドイツ語。
dasは中性名詞の前につけるtheみたいな冠詞。bierはbeer、ビール。
シンプルな名前!(^^;
ドイツ語には男性名詞、女性名詞、中性名詞があって、普通アルコールは男性名詞だけどビールは水みたいなものだから中性なの、ハハ!って語学学校の先生が言ってた(笑)
おみやげにハルシュタットの岩塩はいかが?
このめっちゃカワイイ瓶、塩のお土産品なんです。ハルシュタットには岩塩坑があって、塩がおいしいんですよ(*^_^*)
めっちゃ日本語(笑)
あ、日本人観光客、けっこういますよ。
海外で町中を散策するときには、maps.meというアプリがオフラインで使えて便利だよ。
ケーブルカーに乗って山上へ。世界遺産の風景
町の南のはずれ、中心地から離れた場所に観光客向けの駐車場があるのですが、その近くにケーブルカー乗り場があります。
登ると↑の景色を拝めます(*^^*)世界遺産ですよ!
ただし、ケーブルカー運賃高い!往復で
- 大人1人18ユーロ
- 子供(4~15歳)1人9ユーロ
- ファミリーチケット(大人2人+子供1人)38ユーロ(2019年調べ)
下に降りる最終便の時間に気を付けてね!季節によって16:30または18:00だよ!
駐車場は2か所あって、P2だとケーブルカー乗り場が目の前。
P1からなら町の方向になんとな~く歩いていれば、山に一直線に伸びる線路が見えます。それを目指して歩いていけば大丈夫。(テキトウw)
ちなみに私たちは車での旅行だったので、P1駐車場に滞在中ずっと駐車していました。
ただ、人気の観光地のため混んでいるので、朝早めの時間に行かないと満車になっちゃうと思います。
ケーブルカーはこんな感じ。結構急だよ(笑)
上にはレストランもあってビールも飲めます。めっちゃ混んでたけどね(^^;
スリリングなアトラクション付きの岩塩坑見学ができる
実は、ここで岩塩坑(Salzwelten Hallstatt)の見学もできます。
→→ハルシュタットの隠れた見所 「ハルシュタット岩塩抗(Salzwelten Hallstatt)」│オーストリアお役立ち情報(外部サイト)
公式サイトはこちら。
※冬場(12月頃~3月頃)は閉鎖しています。
ケーブルカーの往復付き料金で
- 大人1人34ユーロ
- 子供(4~15歳)17ユーロ
- ファミリーチケット(大人2人+子供1人)71ユーロ(2019年調べ)
詳しい日時・時間・料金、オンラインチケットの購入はこちら↓(ドイツ語)
子供は4歳からなので私たちは行けなかったのですが、行ける方は思い出づくりに是非!
ハルシュタット湖でとれるマスのグリルが美味しい!
Gasthof Zaunerというホテルの2階がレストランになっていて、美味しい地魚(マス)をいただけます。
これね、ほんとおいしかったんだよ~!
岩塩がきいてるのかな?その土地のもの同士でいただく食べ物は美味しいと聞くけれど、まさにそんな感じでした。
他には、バケットに、スープに・・・
パスタに・・・ビール!(笑)
ここのお食事、どれも美味しかったです(*^^*)
時間が早かったからかお客さんがまだ少なくて、店内かテラス席を選ばせてくれました。
テラス席、気持ちよかったです(*^^*)
お値段はお高めだった記憶・・・あと海外あるある?料理が来るのに時間がかかるけど、ここはホントにおすすめ!大満足でした。
チップは1~2割ほど渡したかな?でもこういうレストランって、すでに料金にサービス料が19%とか含まれてる場合があって、払う必要がないケースもあるんだよね。
端数切り上げ・・・くらいでいいかもしれない。
地図貼っときます↓
ホテルはHeritage Hotel Hallstattに宿泊
私たちが泊まったのは↑のレストランのあるホテルではなくて、Heritage Hotel Hallstattというところ。
子供が騒いでほかのお部屋にご迷惑をかけたくなかったので、ここの凄い広い部屋を予約したんです。
あ、ホテル内の写真はぜんぜん撮ってなかった・・・(;’∀’)
地図はこちら。↓
ホテルはいくつかあるけど、人気の観光地だからか、どこもちょっとお高めです。
海外ホテルの検索・予約はBooking.comが使いやすくて便利です。ここ以外の予約サイトはむしろ分からない(笑)
Booking.comホテルではチップを払ったことは無かった・・・かも。枕にお金置いておくとかも無し。
クレジットカードか、「ECカード」というデビットカードみたいなもので支払っていて、いつも金額ぴったりでした。
ハルシュタットの最大の魅力は、湖畔のゆったりとした時間の流れだったと思う(最後に)
町並みも世界遺産の景色もとっても素敵でした。
でも個人的には、湖のほとりで家族でのんびり過ごしたのが最高にいい思い出です。
ここは駐車場にすぐ近くの湖畔で、芝生が広がっていてちょっとした遊具もありました。
景色をぼーっと眺めたり、子供と芝生にごろーんしたり。
ここにいる人たちはみんなリラックスしていて、穏やかな時間が流れていたんです。
旅行じゃなくたって、日本にいてもできるようなことかもしれないけど。本当に純粋に、この場の空気を楽しむことが出来たんですよね。
ここはパワースポットか?!とかちょっと思った(笑)
癒される・・・。
ハルシュタットへのざっくりなアクセス方法と主な観光スポットまとめ
今回ご紹介した場所を地図にひとまとめにしました。
ハルシュタットへのアクセスは、電車の場合、ハルシュタット中央駅(Hallstatt Bahnhof)からフェリーで湖を渡ります。
ウィーンからザルツブルグへ飛行機で、そのあと電車でハルシュタット中央駅へ。
もちろん、ウィーンからずっと電車でも行けます。
車の場合は、P1またはP2の住所をナビに入れて向かいましょう^^
- P1駐車場:Salinenpl. 4, 4830 Hallstatt, オーストリア
- P2駐車場:Kohlstattweg, 4830 Hallstatt, オーストリア
ただし、山越えみたいな感じになります。狭~い山道で地元の人にめっちゃ煽られるので気を付けてね(笑)
うちは80キロくらいで走っててピッタリくっつけられたよ(;’∀’)
駐車場と町の中心部を行き来するシャトルバスがあるんですが、決まった時間に来るのか呼ばなきゃいけないのかよく分からず・・・。
1kmくらいの距離なので、15分くらいかけて歩いていきました(笑)
でも、町の中心地までの道中もまたいい雰囲気で、きれいな風景を楽しめましたよ^^
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。