サルト・サーキットの公道コースをドライブしに行った話

シケイン:ル・マンのサルトサーキット

ホテルアーバーから歩いてすぐのシケイン

車好きの我が夫。海外駐在中のある日の夜、一生に一度は行ってみたいサーキットについて熱く語っておりました。

どこ?と聞くと、フランスのル・マンにあるサルト・サーキットだと。

イマイチ車と地理に疎い私。ドコダソレ?でも、旅行に行くために場所や行き方を調べるのは好きなんです。早速ググって旅行の計画を立てたのでした。


目次

1 サルト・サーキットとは
2 ドライブの前にル・マン市街地を散策
2.1 リパブリック広場
2.2 レジェンドカフェ
2.3 サン・ジュリアン大聖堂
2.4 街並み
2.5 TAKAYANAGI
2.6 ル・マン市街地周辺地図
3 ミュルザンヌの「ホテルアーバー」に宿泊
3.1 ホテルの詳細
3.2 チェックインに関する注意事項
3.3 食事に関する注意事項
4 コースの公道部分をいざドライブ!
5 サーキット&ミュージアム見学
5.1 サーキット見学について
5.2 ミュージアムについて
6 最後に

 

 

サルト・サーキットとは

サルト・サーキットとは、フランスのサルト県ル・マン市郊外に設置されている、公道部分を含むサーキットです。

サルト・サーキットというのは実は通称名だそう。

正式名称はCircuit des 24 Heures du Mans(ルマン24時間サーキット)と言います。

毎年6月に24時間耐久レースが行われ、ベルギーのスパ・フランコルシャン、アメリカのデイトナの24時間レースとともに、「世界三大耐久レース」としても知られています。

📖参照 Wikipedia│サルト・サーキット

 

なんと言っても特筆すべきは、コースの大部分(3分の2)が普段は公道である、ということ。最初、夫はそれを知りませんでした…。あんなに好きだと言っているのに。

google mapでサルトサーキットの位置を調べてみると、あまりにも範囲が狭いので、「こんなに小さいはずはない!」とまで言われました(笑)

 

実際に地図を見てみると、確かに狭い範囲にコースらしきものが写っています。

コースは一周14km弱もあるそうなので、確かにこんなに小さい訳は…ないですよね。

コースの全貌がよく分からないので、Wikipediaに掲載されているコースマップを参考に、google mapのマイマップ機能でざっくりとコースを描いてみました。

大体こんな感じです。これは確かに大きい…!そして、この3分の2が普段は公道。

つまり、レースが開催されていない時に行けば、コースの一部をドライブできる、ということです。

ル・マン市街地からは少し離れた場所にコースがあるため、コース沿いにあるホテルを予約し、ドライブしに行こう!ということになりました。

 

ドライブの前にル・マン市街地を散策

コース付近はサーキット以外に特に観光スポットがないので、初日はル・マン市街地を散策することにしました。

市街地には行っておきたいおすすめスポットが色々あります。

例えば、24時間耐久レースの際に「公開車検」が行われる「リパブリック広場」。それから、レース関連グッズが多数飾られている「レジェンドカフェ」、などなど。

私たちが訪れたおすすめの場所をご紹介します。

 

◆リパブリック広場

ル・マン:リパブリック広場

リパブリック広場をパノラマ撮影。クリックで拡大できます。

そこそこ広いスペースに観葉植物が一定の間隔で飾られていました。公開車検の時には片付けるのでしょうか…。

広場の周辺にはマクドナルドやレストラン、お土産物屋さんなどがありました。

  • リパブリック広場駐車場住所:Avenue du Général de Gaulle, 72000 Le Mans, フランス

駐車場は広場の真下にあり、エレベーターで上がると広場に出ます。この場所は他の観光スポットの中心地なので便利な場所です。

 

◆レジェンドカフェ

ル・マン:レジェンドカフェ

リパブリック広場から歩いてわずか3~4分のところにあります。

営業時間が11:45~14:00、18:45~23:00となっているので注意が必要です。

↑いつの間にかHPがなくなり、Facebookページだけになっていました…(^^;)

ル・マン:レジェンドカフェ店内

店員さんはとっても気さくでした♪写真を撮りたくて、つたない英語で”May I take pictures…?”と聞くと、”Of cource!!”と笑顔で答えてくれて、いくらでもどうぞ、みたいなことも言ってくれました。

噂通り、たくさんのグッズが飾られていました。

ル・マン:レジェンドカフェの飲み物

夫が頼んだ飲み物。レジェンドスペシャルだか、レジェンドコーヒーだったか、名前を忘れてしまったのですが、とにかく「レジェンド」が付いたと思います。

これ、アルコール入りでした・・・。結構強めの。夫は運転手なので私がいただきましたが、注文する際はご注意を!!

 

◆サン・ジュリアン大聖堂

ル・マン:サンジュリアン大聖堂外観

リパブリック広場を見てレジェンドカフェで一息ついて、せっかくだから行ってみよう、と、ついでのような感じで行った大聖堂。

「ついで」なんて言ったら失礼極まりないのですが、ヨーロッパに住んでいると似たような大聖堂をたくさん目にしてきて、少々おなかいっぱい気味だったんです。

ですが、ル・マンのサン・ジュリアン大聖堂は一味違いました・・・!

ゴシック様式のようですが、ドイツにあるケルンの大聖堂のように高くそびえたつ荘厳な感じとは違い、なんだかまるで荊の城のような・・・

繊細だけど威圧感があり、周辺の可愛らしい街並みの中で異様な存在感がありました。

ル・マン:サンジュリアン大聖堂のステンドグラス

大聖堂の内部は外観とは雰囲気がガラッと変わり、一体どれだけあるんだ?と思うくらいたくさんのステンドグラスで装飾されていました。

なんだか圧倒されてしまい、しばらく動けませんでした(笑)

 

◆街並み

ル・マンの街並み

サン・ジュリアン大聖堂周辺は静かで落ち着きます。可愛らしく上品な感じのする街並みで、歩いていて楽しい♪

後から知ったのですが、この辺りは映画の撮影地としても有名なんだそうです。

リパブリック広場からは歩いて10分~15分ほどの距離。時間に余裕があれば、ぜひゆっくりと散策してみてください。

 

◆TAKAYANAGI

ル・マン:高柳

リパブリック広場付近に戻ってきてちょうどお昼時になったので、TAKAYANAGIというお店にランチに行きました。

ここは日本人パティシエの方が経営している洋菓子店なのですが、ランチタイムには日替わりの和食が食べられるという情報を手に入れ、行ってみることにしました。

  • 住所:12 Rue du Tertre, 72100 Le Mans, フランス
  • HP:http://www.takayanagi.fr/ ※フランス語のみ
  • 営業:火~金 12:00~19:00、土 10:00~19:00、月・日休み
    ※冬休み、夏休みがあるので注意。

子連れだと和食が食べられるお店ってとても助かるんですよね。

この日の日替わりランチは麻婆茄子丼でした♪丼と言っても白い上品なプレートに綺麗に盛られて出てきました。

もちろん食後にケーキもいただきました。ランチもデザートも美味しかったです。とっても。ごちそうさまでした。

 

◆ル・マン市街地周辺地図

上記でご紹介したスポットを以下の地図にまとめています。どうぞご活用ください。

ミュルザンヌの「ホテルアーバー」に宿泊

ル・マン市街地からサーキットまでは7kmほどあり、車で10分~15分かかります。

そこで私たちが選んだホテルは、「Hotel Arbor」というところ。

地図の青いベッドマークのアイコンの場所です。見ての通り、コース沿いの立地となっています。

市街地からホテルへと向かうと、既に公道コースを走ることになります!

◆ホテルの詳細

  • ホテル名:Hotel Arbor – Auberge de Mulsanne – Le Mans Sud
  • 住所:La ferme de Mulsanne, Route de Tours, 72230 Mulsanne, フランス
  • HP:http://www.auberge-mulsanne.fr/

予約はBooking.comで行いました。こちらのホテルの説明は日本語対応していないので英語になりますが、公式HPから予約するよりは簡単です。

≫Booking.comのホテルアーバーの予約ページはこちら

以下の検索ボックスで他のホテルも探せます。



Booking.com

◆チェックインに関する注意事項

もしこのホテルに泊まるなら、なるべく明るいうちにホテルにチェックインすることをお勧めします。というのも、入り口がちょっと分かりにくいんです。

一応看板はあるのですが、ちょっと控えめな感じ。

看板よりも、冒頭の写真のシケインを目印にした方が分かりやすいです(笑)

ル・マン:ホテルアーバー

ホテルアーバー入り口

また、写真を見ていただいてお気づきかもしれませんが、街灯がないんです。

このコース、夜は暗くて危険だということでも有名のようですね。

こちらのホテルでは、22:30~6:00の間はフロントが不在(時間は多少前後します)で、玄関に鍵がかかってしまいます。

予約をするとホテルから、外からロックを解除するための4桁のコードを連絡してくれるので、必ず控えて行きましょう。(連絡はメールで届きました。)

◆食事に関する注意事項

ホテルの周辺にはササッと行けるレストランがありません。

そのため、食事はル・マン市街地まで車などで出向くか、ホテル内のレストランに入るかになります。

ホテル内のレストランの営業日、時間には注意が必要です。Booking.comに記載されている案内によれば、以下のようになっています。

 

  • 1月~6月、9月~12月:月~金12:00~13:30、19:30~21:00、土日休み
  • 7月~8月:ランチ火~金12:00~13:30、ディナー月~金19:30~21:00、月土ランチ休み、日休み(土曜のディナーの時間は不明)

 

ただし、お客さんが少ない時などはレストランが閉まることがあります。

ホテルの予約を取るときにレストランの席も確保するか聞かれたので、これによりレストランを営業するか決めているのだと思います。

ホテル内のレストランで食事をとりたい場合は、席の予約もしておきましょう。

Booking.com経由でホテルを予約する場合、リクエスト欄に”I’d like to book a table for the evening.”といった感じで入力して送信すればOKです。

レストランのお会計は宿泊費と合算で、チェックアウト時に支払いとなります。

ちなみに、ホテルの部屋に電気ケトルと冷蔵庫がありませんでした。子供用の食べ物などを持参する場合は要注意です。

コースの公道部分をいざドライブ!

ドライブをした時の動画をシェアしたいと思います。

運転が夫で撮影が私。前半はほとんど実際のコースを走ることができます。

ラウンドアバウトをレースでは直進したり、シケイン部分は立ち入れなかったりしますが、夫は大満足のようでした。

※右上の地図はGPSとかではなく、あとから動画を見ながらマウスで地道に線を引いている様子をキャプチャしたものです(笑)

故に、あまり正確ではないので悪しからず。

 

一周にはちょっと満たないのですが、約9分半の動画になります。

実際のレースでは、一番早いクラスで一周3分半くらいで走っているようなので、この動画を3倍速で見るとレース気分を味わえるかもしれません(笑)

 

ちなみに、この旅行は2016年7月上旬に行きました。24時間レースが開催された一週間後です。

この年の24時間レースはトヨタが優勢で、初優勝なるか?!という状況だったのですが、トラブルにより失速し優勝を逃してしまいました。

ドライブを終えたあと、夫はホテルの部屋でパソコンを立ち上げ、しんみりとそのレースの動画を見ておりました…^^;

サーキット&ミュージアム見学

ル・マン:サルトサーキット

◆サーキット見学について

レースが開催されていない時期でも、サーキット内を見学することができます。(定休日や営業時間は謎です…。)

サーキットへの入場料は大人3.5ユーロ、10歳~18歳3ユーロ、10歳未満の子供は無料でした。(2016年時点)結構リーズナブルですよね♪

 

サルトサーキットのパンフレット1

 

サーキットを見学するためには、建物内にあるお土産物屋さんのレジで申し出ます。

コーナーの説明などが書かれているパンフレット(英語)を貰えて、自由に見て回ることができました。

 

サルトサーキットのパンフレット2

 

一通り見て回って写真もたくさん撮れて、もう大満足でした^^

でも、自由に回れるだけに欲張ってあちこち行って、最後はクタクタでした(笑)実は先にミュージアムに行ったのですが、大正解でした。

予想以上にサーキット見学のボリュームが凄くて、もしミュージアムを後に回したら時間的にも体力的にも厳しかったと思います。

見学はミュージアムを先に済ませることをおすすめします。

 

ル・マン:サルトサーキット

サーキット内のコースで記念撮影!

◆ミュージアムについて

ミュージアム内では写真は自由に撮ることができましたが、掲載はしない方がいいと思うのでご理解のほどお願いいたします。

ミュージアムの詳細は以下の通りです。(2017年時点)

  • 入場料:大人8.5ユーロ、10歳~18歳6ユーロ、9歳以下無料
  • HP:https://www.lemans-musee24h.com/(フランス語)
  • 営業日(2016年時点)
    1月:金土日のみ営業、11:00~17:00、1/1休
    2~3月:11:00~17:00、火曜休
    4~9月:10:00~18:00、無休
    10~12月:11:00~17:00、火曜、12/25休
    12/24・12/31:11:00~16:00

最後に

ル・マン24時間レースを見に行くことは色々とハードルが高いです。

でも、レースが開催されていない時に行けば実際のコースの一部をドライブできるし、サーキット内やミュージアムの見学もゆっくりと楽しむことができます。

車がお好きな方、運転がお好きな方は、レンタカーを借りて個人旅行はいかがでしょうか。

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