みんな大好き(?)マクドナルド。
昔はおまけはオモチャだけだったハッピーセット。2018年7月から、絵本と図鑑も選べるようになりました。絵本を3冊ゲットしたので、レビューを書きたいと思います。
これがクオリティ高いんです。それもそのはずで、作者は絵本作家として実績のある方々だったんですよ。
今もらえる絵本/図鑑は公式サイトで確認できます。
終了した絵本はもう手に入りませんが、だいたいどんな感じの絵本なのかご覧ください。今後のご参考にどうぞ♪
かとーゆーこ作『ふしぎのもり』(終了済み)

出典:ふしぎのもり/かとーゆーこ
ほんわかとして優しいタッチの挿絵です(*^^*)
簡単にあらすじを。私なりにまとまめました。
元気のないハリネズミくんや、歌が上手に歌えないことりさん、お腹を空かせたおとこのこ・・・、森はそんな彼らをいつも助けてくれました。そんな優しい森が、ある日病気になってしまった。

出典:ふしぎのもり/かとーゆーこ
森は優しくしてくれた。だから、「今度はぼくたちが優しくする番だ」と頑張るおとこのこたち・・・。
心がじんわり温かくなる優しいお話です。
絵本の巻末に、作者の方のメッセージがありました。
だれかに優しくされると、
自分も心がぽかぽかとあたたかくなり、人に優しくしたくなります。
そんな優しい連鎖が、このおはなしの「もりさん」たちのように、
どんどん広がっていきますように。出典:かとーゆーこ(2018). ふしぎのもり 日本マクドナルド株式会社
子供って素直で、大人の真似をよくしますよね。すごい観察力を持っていると思います。優しく接すると、優しい接し方を覚えたりします。
幼い内はただの大人の真似事かもしれませんが、いつかこの絵本のように、感情を伴った “優しさの連鎖” が広がったら素敵だな、と思った一冊でした。
『ふしぎのもり』はもう手に入りませんが、かとーゆーこさん作の、おもちゃとセットになった絵本が出版されています。
か、かわいい・・・!!!うちの子めっちゃ好きそう・・・!
どちらもめっちゃかわいい!!!(´▽`)私はおにぎりの方が好みかな♪
その他にも、『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』の挿絵を担当されたそうです。
これは絵本というより、かとーゆーこさんのイラストで日本の伝統行事を解説している本のようですね。これいいなぁ。素敵。
かとーゆーこさんのホームページはこちら。
カワダ クニコ作『ワニくんのながいかお』(終了済み)

出典:ワニくんのながいかお/カワダ クニコ
かわいい(笑)個性的で目を引く挿絵の絵本です。
こちらも簡単にあらすじを。
ワニくんは、お友達に避けられているのでは?と心配をしています。そしてその原因は、自分の長い顔のせいなのでは?と考えました。
たとえば、プールで競争して一着になるのは顔が長いからで、みんなにずるいと思われているんじゃないか、とか。

出典:ワニくんのながいかお/カワダ クニコ
不安になり、悲しくなり、長い顔でみんなの役に立てることはないかな?と考え始めて・・・
ご安心ください。ちゃんとワニくんがお役に立てることがありました。そして、ワニくんがみんなに避けられているのも、気のせいでした。
最後の方でキリンさんが登場します。キリンさんはワニくんにこんな素敵な言葉をかけてくれました。
「わたしも ながい おくびで なやんだことが あったけど、
じぶんにしか できないことで みんなに よろこんでもらえると うれしいわよ」出典:カワダ クニコ(2018). ワニくんのながいかお 日本マクドナルド株式会社
あくまで私の解釈ですが、この絵本で子供たちに伝えたいことは、
- コンプレックスを個性に
- みんなそれぞれにいいところがある
ということなんじゃないかな?と思いました。
まあ、現実の世界はなにかと世知辛いけどさ。
子供たちはお友達とかかわっていくうちに、自分と自分以外の人との違うところに気づく瞬間があると思います。その違いを悪く捉えず、お互いに良いところを見つけてくれたらいいな、と考えさせられた作品でした。
クワダ クニコさんも絵本作家としてデビューされています。
PIBOでは多数のアプリ向け絵本を公開中。
カワダ クニコさんのホームページはこちら。
齋藤 槙作『まよなかのくつやさん』(無くなり次第終了)
2019年7月末まではもらえると思います。気になる方はお早めに。

出典:まよなかのくつやさん/齋藤 槙
ほっとするような、あたたかい雰囲気の挿絵です♪
あらすじをどうぞ。
満月の夜。靴たちはお家をこっそり抜け出します。靴たちは、靴屋さんに向かうのです。

出典:まよなかのくつやさん/齋藤 槙
ぴかぴか、つやつやにしてもらうために。
何かを擬人化する絵本っていろいろありますが、靴の擬人化っておもしろいですね。
子供にとって、寝ている間にはどんなことが起きているのか想像するのって楽しいんじゃないでしょうか。童謡の「おもちゃのチャチャチャ」の世界みたいな。
この絵本は、「あかちゃんぐつ」のみぎちゃん、ひだりちゃんが主人公。靴屋さんまでの道のりでどきどきしていたり、靴屋さんでどんなことをされるのかと心配になったり。
その心理描写がとてもかわいく、ほっこりする作品でした。
齋藤 槙さんも多数の絵本を出されています。
↑今回初めて知った作品なんですが、有名かつ大人気の絵本のようです。
なまけものパーティー?なまけものが?(笑)え、ちょっと気になるんだけど(笑)
齋藤 槙さんのホームページはこちら。
サイズ、ページ数、対象年齢など

出典:ふしぎのもり/かとーゆーこ
およそ17.5×12.5cm。
本を閉じた状態で、大人の片手を広げたくらいのサイズです。
厚さは「つか」の部分(背表紙のボコッとしてるところ)で8mmくらい。でも、つか以外の部分だけで測ると4mmくらいと、けっこう薄いです。
ハードカバーで表紙はつるつる。中のページは光沢のない、少しザラッとした感触の厚紙です。画用紙に近いかも。角はとがっています。
中のページは20ページ分あります。文字数も割と多め。対象年齢は3歳くらいからかな?
小さめのカバンにも場所を取らずに収まるし、頑丈なので持ち運びに便利。ありがたい。
ただ、3歳くらいだとオモチャの方が喜ぶだろうな、と思います。
マクドナルドは子育て中のママの気軽な休憩所だと思う(最後に)
ところで、子供をマクドナルドに連れていきますか?
最初は罪悪感ありますよね(;´∀`)小さい子にファストフード食べさせるとか・・・。
我が子のマックデビューはいつだっただろう?多分、2歳頃にはすでにマックのスイートコーンとか、ちょびっとポテトとか食べさせてた気がする。
ハッピーセットってサイドメニューでスイートコーンを選べるんですよ。飲み物は牛乳もあるし。ポテトは言えば塩抜きにしてくれるよ。
サイドのスイートコーンと牛乳を子供に与えて、メインのチーズバーガーを私が食べて、単品でコーヒーを頼む、というのが私のお決まりのパターンでした。
子連れで気軽に行けて、おもちゃ付きのハッピーセットを頼んで一休みできるマックは、2~3歳頃の育児を乗り切る強い味方でした。
だって見事に「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」だったんだもん(*_*;
母親だってたまにはこういう息抜きが必要なのよ。マックのコーヒー結構おいしいよ。
マックのスマホアプリがあって、クーポンが使えます。ハッピーセットはアプリクーポン使えば390円で買えるかな。(ただし選べるメニューに制限あり)
絵本も貰えるマックで、たまにはゆっくりしてリフレッシュしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
