イラストACに素材を投稿しています。
イラストACは、イラストを収益化できる「ストックイラスト」という仕組みを取り入れている素材サイトの一つです。
イラストACに素材を投稿する時には、タイトル・タグ（検索用キーワード）・カテゴリ―を自分で設定して、任意でコメント（説明）も入れられます。
ストックイラストはタグが命なので、しっかりタグは付けていると思います。
が、タイトルはシンプルに「花のフレーム01」とかにしている事も多いのではないでしょうか。
この記事は、タイトルをちょっと工夫すればGoogle画像検索からの流入を狙えるかもしれないよ、というお話です。
適切な作品タイトルとは
あまり偉そうなことは言えませんが、
- 種類・色・形・季節・用途などをタイトルに含めて
- キーワードの羅列ではなく文章で簡潔に
- 自分が画像検索するときにどんな言葉で探すか意識して
↑こんな感じでタイトルをつけてあげるといいと思います＾＾
「黄色いパンジーの花の丸いフレーム」とか。
イラストACのタイトルは20文字以内なので、長くなりそうな場合は、重要なキーワードを優先して考えてみるといいと思います。
ちなみに、別のストックサイトになりますが画像素材【PIXTA】 
が運営するクリエイター向け情報サイト「PIXTAガイド」では、タイトルの付け方のガイドラインが公開されています。
こちらは具体例があり、とても参考になります。
Googleは検索順位を決める時にタイトル（titleタグ）や見出し1（h1タグ）を重視する
フリー素材を探すとき、素材サイトに行ってサイト内検索することも勿論ありますが、とりあえずGoogle画像検索を使う方は多いのではないでしょうか。
普段素材サイトをあまり利用しないような方は、まずは画像検索すると思います。
その時に自分のイラストが上の方に表示されて、そこからイラストACに来てくれて、ダウンロードしてくれたら嬉しいですよね！
Googleは検索順位を決める時にタイトル（titleタグ）や見出し1（h1タグ）を重視すると言われています。
タイトルを工夫すれば、検索結果の上の方に自分の作品を表示できるかもしれません。
hタグとは見出しのこと。h1は最上位の見出しです。h1タグに適切なキーワードを入れることで、そのキーワードを検索した時に、結果に表示されやすくなります。
画像にaltタグがあると、検索エンジンに画像の内容を伝えることができる
Googleの技術はどんどん進歩していて、絵に何が描かれているのか、写真に何が写っているのか、どんどん認識できるようになっているそうです。
とは言え、人間の目で確認するのと同じように正確に認識できているのかは謎。
でも画像に「altタグ」があれば、画像の情報を検索エンジンに伝えることができます。
「altタグ」とは、ザックリ言えば、画像の説明を付けられるタグの事です。
ブログなどを書いていて、画像を貼ったとします。
htmlで<img src=”○○○.jpg” alt=”スマートフォンをトイレに落として青ざめる男性” />と書いたとします。
すると、この画像は「スマートフォンをトイレに落として青ざめる男性」だな、とGoogleに伝わる訳です。
イラストACでは、イラストのタイトルがtitleタグ・h1タグ・altタグになる
素材サイトを自分で運営する場合は、titleタグ・h1タグ・altタグに適切な説明を入れることで、Google画像検索で引っかかり易くなると考えられます。
じゃあイラストACの場合はどうなのか？と言うと。
こちらの素材を例に見てみます。
タイトルはtitleタグになります。
自分で付けたタイトルのあとに「イラスト – No：（素材番号）｜無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」と追加されます。
なので、自分でタイトルに「～のイラスト」や「～素材」と付けなくてOKです。
タイトルに入れた言葉はh1タグ、altタグにもなります。
ACではタグを付ける順番について関連性の高い順にするよう指示されていますが、1～3番目のタグがaltタグに追加される仕様のようです。（2024年3月時点）
「水彩グラデーション風のピアノと丸い楽譜」には26個のタグを付けています。
最初の3つは「ピアノ」「音符」「楽譜」です。
ページのソースを見てみると、altタグは
「水彩グラデーション風のピアノと丸い楽譜 ピアノ,音符,楽譜のイラスト素材」
となっています。
イラストACの画像のaltタグは、自動的に「タイトル タグ1,タグ2,タグ3のイラスト素材」という形になるようです。
この辺、うまく活用できるといいですよね。（※イラストACの仕様は頻繁に変わります）
ちなみに、Google画像検索で「水彩 ピアノ イラスト」で検索してみました。
上の方とは行きませんでしたが、ページの中央辺りに表示されていました。（2024年3月時点）
素材は無数にあるから、色んな入り口を用意する
ストックイラストが普及してきて、参戦するクリエイターさんが増えてきました。
どこのサイトも素材総数が膨大で、自分の素材が埋もれてしまいがち。だから、Google画像検索に引っかかるようにタイトルを工夫するのは、一つの手だと思います。
今回はイラストACの話でしたが、ほかのストックサイトでも、自分がつけたタイトルがh1タグとaltタグになるところはあります。
これらのサイトに投稿するときには、タイトルをちょっと工夫してみるといいかもしれません。
個人的には、タイトルを工夫するだけでなく、もっともっと色んな入り口を用意するといいんじゃないかな、と思います。
ブログをやっているなら、SEOを意識したタイトルを付けて、altタグも入れて、ストックサイトに投稿している作品をPRしてみるとか。
ポートフォリオサイト作成サービス（noteやforiioなど）やSNSの活用もいいと思います。
自分にあったやり方で、上手にPRしつつストックイラストを楽しめるといいですよね＾＾
