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新生児の慣れない育児でノイローゼ寸前のママに捧ぐ、不真面目のすすめ。

育児に奮闘中のお母さん、毎日子育てお疲れ様です。たまにはゆっくり休めていますか?

私はドイツでの妊娠・出産を経験しました。

今回は、海外での子育てを経験して知った日本との違いを書いてみたいと思います。

私は育児の専門知識を持たない普通の一児の母ですが、育児に疲れてしまったお母さんがこの記事を読んで、少しでも気持ちが楽になってくれたら嬉しいです。

 

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育児ノイローゼは誰でもなる可能性があると思う

本題に入る前に。育児ノイローゼは自分とは無縁だ、と思っていませんか?

専門家ではないので無責任なことは言えませんが、誰でもなる可能性があると思います、育児ノイローゼって。

一応、症状などについて書いてある記事を参考までに貼っておきますね。

そもそも、こんな状態で元気でいられると思います?(^^;

  • 出産直後で体ボロボロ
  • 産後のホルモンバランスの乱れで心もボロボロ
  • 3時間ごとの授乳、合間におむつ交換・着替え・沐浴で睡眠不足必至
  • 意思疎通ができない新生児とほぼずっと一緒

子供が2~3歳になって育児の負担が少し軽くなっても、ワンオペ状態ではストレスの発散がうまくできないんですよね。

私は育児ノイローゼにはなってなかったと思う・・・けど、危なかったかも?というときはありました。

子供が2歳のとき、旦那が急きょ10日間の出張に行ってしまったときの話。↓

うまく言えませんが、頭が正常な判断できてないな?とか、感情がうまく機能していないな、うまく体が動いてくれないな・・・と感じたら絶対危ないです。

そのときは何とかして病院に行きましょう。

この記事は、育児ノイローゼを発症する前に手抜きしてガス抜きしましょう、という内容です。気軽に読んでね。

「抱き癖は存在しない。泣いたら抱っこ!」は正しいのか?

一昔前までは「抱き癖が付くから、泣いてもすぐに抱っこするのは良くない」と言われていましたね。

最近ではいろいろな研究がされているようで、「抱き癖」なんて存在しないから泣いたらたくさん抱っこしてあげましょう、というのが主流のようです。

それはまあ、その通りなのでしょう。

だけどかえってそのせいで、赤ちゃんが泣くたびに抱っこしなきゃ、ミルクあげなきゃ、おむつ替えなきゃ、また抱っこしなきゃ。と追い詰められてしまうお母さんもいるんじゃないか?と心配になります。

日本人は真面目さんが多いから。

ドイツの病院で言われたこと

我が子はドイツの大学病院で誕生しました。

医療大国と聞くドイツの病院で言われたことは・・・

  • 抱っこは赤ちゃんを安心させるから、勿論たくさんしていい。
  • だけど、泣くのも運動。時にはたくさん泣かせていい

ということ。肺を鍛えるとかなんとか・・・日本語じゃなかったのであやふやですが。

これは子供が退院直前に受けた説明です。

 

我が子はとても小さく生まれてNICU(新生児集中治療室)で治療を受け、長い間保育器の中にいたので、他の赤ちゃんとは少し事情は違うかもしれません。

でも、子供が保育器の中でギャン泣きしていても看護師さんたちは動じることなく、いい運動しているね~、元気ね~♪といった感じで、ゆったりと対応されていました。

大事なのはメリハリってことなんだと思います。

抱っこができるときには、ゆっくりたっぷり抱っこ。でも、オムツでもミルクでもなく、理由も分からず泣いているときは、無理に抱っこせず泣かせておくのも運動と考える。

  • 「抱き癖は存在しないから、たくさん抱っこしていい」は正しい。
  • だけど、「泣いたら抱っこ」しなければならない訳ではない。

赤ちゃんってさ、ときどき自分でも訳分からず泣いてることってあるらしいよ(笑)大人もあるじゃん、何もかも嫌!って気分のとき。

心配しなくても、日頃からお母さんは赤ちゃんをたくさん抱っこしている

意識せずとも、毎日どこかで抱っこする時間って確保できていると思うんです。

例えば、「抱っこひも」は強い味方!

抱っこひもに入れてお散歩したり買い物に行ったり・・・ということをしていたら、結構な時間が経っていますよね。

添い寝をされる方もいると思います。だから、大丈夫。普通に育児をしていれば、知らず知らずのうちに、じゅうぶん抱っこできているんだと思います。

赤ちゃんを抱っこしないことで自分を責める必要なんてないです。

なんかさ、「とにかく抱っこ!」って、母乳神話や3歳児神話に近いものを感じる。

スキンシップは大事だと思うけど、極論に走るのはどうかな・・・って感じ。

カンガルーケア体験談

余談ではありますが、私はドイツのNICUでカンガルーケアを指導されました。

日本ではカンガルーケア後の死亡事故があったりして危険なイメージがありますが、特に早産児にとって大切なケアだそう。

我が子は1か月以上入院していました。先に退院した私は毎日病院通いをしていて、先生からは、なるべく毎日、2時間程度はカンガルーケアをするように言われていました。

*カンガルーケアは医師の指導のもとで適切に行う必要があります。

効果があったのかどうかはよく分からないけどね(^^;

「新生児のミルクは3時間おきが目安」は正しいのか?

出産直後、我が子はNICUに隔離されたこともあり、鼻に通したチューブで液体ミルクを与えていました。

ドイツの病院ではミルクは4時間おきに、と言われました。日本では3時間おきと言われるようですね。はて、どっちが正しいんでしょう?(笑)

母子ともに退院後、ドイツ人と日本人の看護師さんに話を聞く機会があったので、双方に聞いてみました。

 

ドイツ人看護師さんの回答

4時間よ~。え?日本は3時間おきなの?なんで??的な英語

 

日本人看護師さんの回答

3時間です。え?ドイツ人に4時間と言われた?ん~なんででしょうね?(笑)

 

・・・えっ。(笑)

日本人の赤ちゃんってヨーロッパのベイビーに比べて体が小さいだろうし、体格差も影響しているのかも?

と、思いましたが、そもそも、2000gにも満たないような赤ちゃんがたくさんいるNICUで4時間と指導されているので、体の大きさの問題ではないような。

仮に西欧人と東洋人で多少の体質の差があり、それが原因だとしても、それなら日本人の赤ちゃんは3時間で、となるはずだよね。

結局、なにが正しいのか分からないので、フレキシブルにやることに

考えても答えは出ないので、私は自分が楽をするために(笑)4時間おきを選びました。多分3時間でも4時間でも、目安としてはどちらも正しいのでしょう。

だってどっちもプロの意見だもん。

赤ちゃんの様子を見て臨機応変にやろうと思ったよ、私はね!

 

ミルク育児って、哺乳瓶の消毒もあるし、3時間だとかなり慌ただしいですよね。

でも、「4時間空いても大丈夫」と思うだけで、少し気が楽になりませんか?

母乳に免疫はあるのか、ないのか問題

日本ではよく聞く母乳の免疫の話、ありますよね。

「母乳の免疫で赤ちゃんは半年くらい風邪を引かない。母乳育児を頑張りましょう」

というもの。

ドイツの小児科では、こんな話を聞きました。

「母乳飲んでようが、人が多い所に行けば風邪は引きます。そもそも母乳の免疫の効果のほどはよく分かっていないんですよね。

・・・ええ~・・・ほんとに?(;・∀・)もうどっちを信じればいいの・・・。

ただ、免疫云々より栄養第一!のようで。

母乳はミルクより消化に良いし、直接吸うことで顎が鍛えられるけど、栄養的にはミルクでも問題ない、とはっきり言われました。

母乳育児がうまくいかずに悩んでいるお母さん。免疫云々の話は眉唾ものですが、ミルクでも大丈夫。気楽にいきましょう。

情報に振り回され過ぎずに、穏やかな育児を(最後に)

私は色々な情報に振り回され悩んだ結果、自分にとって都合のいい情報を育児に取り入れました。

また、日本とドイツで言われていることがまるで違うので、臨機応変に、“適当に”やればいいんだと思うようになりました。

子育てって本当に重労働で、精神的にも辛いですよね。

たっぷり眠れて、子供と離れて一人の時間を作ることができたら、それが一番だと思う。けど、なかなかそうはいかないですよね。

頑張りすぎて育児ノイローゼになる前に、肩の力を抜いて、楽に育児をしてみませんか。

時には不真面目になってもいいんだ、と思ってくれたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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