★この記事は、ブロガーさんなど、ウェブ上で使うイラストをオーダーしたい人に向けて書いています。
以前、「ココナラ」というサービスのご紹介記事をふたつ書きました。


ココナラではいろんなサービスの出品がありますが、私の記事ではイラスト制作に絞って書いています^^
イラストの依頼をしたいけど、サイズや形式とかどうしたら分からない・・・という方は多いと思います。
自分でパソコンでイラストを描く人でないと、なかなかピンと来ないですよね。
なので、これを知っておくと依頼の際にスムーズだろうな~と思うことをいくつかご紹介します♪
アイコンはスクエアで、サイズは400×400px以上
ブロガーさんってTwitterもやってる方が非常に多いです。
Twitterのプロフィール画像の推奨サイズが400×400pxなので、少なくともそのサイズで描いて貰いましょう。
400×400pxってこのサイズ。↓(スマホだとよく分からないと思うけど)

ででーん。ウェブ上で見ると結構大きいでしょ。
ただ、じゃあこの半分くらいでいいやって小さく描いて貰っちゃうと、あとで大きくするのは難しい場合があります。
また、元が小さいとデバイスによっては画像がぼやけて綺麗に見えないことも。
逆にサイズが大きくなると、金額が高くなる場合があります。適正サイズは知っておいた方がいいですね^^
アイコンなら、大きくても600×600pxあればじゅうぶんかな、と思います。
ブログのアイキャッチ画像はSNSシェアを意識するなら横長で
SNSでシェアすることを考えると、幅・高さの比率(アスペクト比)は2:1くらいの横長にしてもらうといいと思います。
例えばTwitterで大きいサムネイルでシェアした場合、1.91:1の比率で表示されます。
こんな感じ。↓(もし画像がうまく見えなかったらごめん)
これがSNSによって比率が違うんだよね。
↑有料ストック素材サイトのPIXTAの記事なんだけど、分かりやすいのでご参考に。
ただ、2:1ってかなり細長い・・・。
4:3比率のフリー画像が多いから、それに見慣れていると違和感覚えるレベルかと(笑)
Twitterカードは設定で小さいサムネイルにもできて、それはスクエアになります。*
*ワードプレスのテーマによっては簡単に変えられる場合もあるし、無料ブログなどでは小さいサムネイルしか利用できないこともあります。
小さいサムネイルはこんな感じ。↓(これはイラストACのURLを貼ったツイート)
あ、イラストACに素材投稿しています。
よかったらどうぞ^^→ちびこママのプロフィールページ
2:1でかつ中心に絵を寄せるのは難しいので、いっそ4:3で、上下左右を切り抜かれても大丈夫なように余白を多めに取ってもらうのも一つの手です。
ちなみにうちのブログでは、750×400pxという中途半端なサイズでアイキャッチを作っています。
ギリギリTwitterできれいに見えます。
フォロワーさんに教えていただいたのですが、SNSでシェアされたとき画像がどのように見えるか分かるシミュレータがあります。
こういうものでチェックしてみるといいですね♪
JPG?PNG?シンプルなイラストならPNGがおすすめ
画像の保存形式って複数あるんですが、イラストを依頼する場合にはJPGかPNGの二択になる場合が多いと思います。
選べるなら、私としてはPNGがおすすめ。
JPGとPNGの違いの一つとして、透過できるか、できないか。というのがあります。
JPGは透過できません。PNGは透過できます。
模様や背景色を設定している場所にイラストを貼りたい場合は、透過PNGで、と依頼する必要があると思います。好みの問題もあるけど。

あ、ちなみにペイントなどの透過非対応のソフトで開いて上書き保存すると、せっかくの透過が無くなっちゃうので要注意。
透過させる必要が無い場合はどちらがいいのか?簡単に言えば
- 色数が多くて、グラデーション等を多用する繊細なイラストならJPG
- 色数が少なく、シンプルで見やすいイラストなら透過しなくてもPNG
こんな感じかなと思います。
ブロガーさんだと、画像は圧縮して貼りたいと思います。
PNGよりJPGの方がデータが軽いよ!と、聞いたことがあるかもしれません。が、それはイラストによりけりなんですよ。
実際、色数の少ないイラストで透過なしなら、PNGの方が軽かったりします。
圧縮したことによる画質の劣化具合も変わってきます。
前に実験してみたことがあるから、興味があったらこの記事も読んでみてね。↓
印刷物ならCMYK、ウェブ上で使うならRGB

デジタルで絵を描くときに「カラーモード」と言うものがありまして。
ざっくり解説します。
まず、CMYKとは。シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック。
シアンとかマゼンダとか、どこかで聞き覚えありませんか?
そう、プリンターのインク。印刷は基本的にこの4色を混ぜ合わせて色を表現します。
(実際はライトシアンとか、ちょっと多いけど)
色が重なると最終的に黒になる、減法混色と呼ばれるものです。
あ、K=ブラックについて。
本来、色の三原色であるCMYだけで黒までを表現するのですが、印刷の表現の限界やインクの性質上、それだけではしっかりとした黒を再現できません。そのため、現在の印刷においてはK=ブラックを加え、CMYKとすることで色の表現性を高めています。
ゼロからはじめるデザイン 北村 崇 2015 p.83
K=ブラックの由来は、キートーン(Key tone)やキープレート(Key Plate)からきていると言われています。
ゼロからはじめるデザイン 北村 崇 2015 p.83
じゃあ、RGBは?レッド・グリーン・ブルー。
「光の三原色」って言葉、これもどこかで聞いたことあるんじゃないでしょうか^^
デバイスのモニターは、RGBで色を表現してるんですね。
こちらは色を重ねると最終的に白に近づく、加法混色と呼ばれるものです。
【参考文献はこちら】
この本はかなりおすすめです。
デザインの入門書なのですが、本屋さんで1時間くらい立ち読みして(コラ!笑)購入を決めた1冊です。
CMYKとRGBでは、表現できる色の領域が結構違うんです。(私もいろいろ勉強中)
あとからカラーモードを変えることはできるけど、思わぬ色味の変化があることも。
できれば目的に合わせて、最初から使い分けるのがベター。
ブログやSNS用のイラストを依頼するなら、RGBでお願いしましょう^^
相場はないようなもの。ココナラを利用すると金額が決まっていて便利(最後に)
日本イラストレーター協会というものがあり、イラストの相場について書かれています。
例えばパンフレットなどで10cm角に納まるくらいの小カットとして使用する場合、モノクロイラストで1点あたり3,000円〜5,000円、カラーで5,000円〜10,000円というところが相場
日本イラストレーター協会にイラストの仕事を依頼する
が、引用元のページをご覧いただければ分かるように、イラストの値段ってハッキリとは決められないものだと思います。
ケースバイケース過ぎる。
ココナラの出品を見ていても、かなり値段に幅がありますよね。難しいです。
ただ、ココナラのようなプラットフォームを利用すると、値段を設定しているので依頼はしやすいです。
追加料金になる場合も、出品者さんの方でオプションとして金額設定していることが多いので分かりやすい。
依頼に慣れていない人はいきなりイラストレーターさんに直接依頼するよりも、ココナラなどのサービスを利用するのがお互いに安心だと思います。
トラブルがあっても、運営さんが間に入ってくれる場合もあるみたいだし。
あ、ココナラに新規会員登録するときにはね、「友達招待制度」を利用するとポイントが貰えるよ^^
なんかココナラの回し者みたいになったw
他にも「SKIMA」など類似のサービスがあるので、いろいろ探してみてね^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。