最近、テレビで「写真提供:PIXTA」などと小さく書かれているのをよく見かけるようになりました。
チラシやホームページ、個人でもブログの運営などで、写真やイラストのイメージ画像は欠かせませんよね。
画像には文章とは比べ物にならないくらい、人を注意を引く効果があります。
(↑興味がある方は「ビジュアルコミュニケーション」や「ビジュアルマーケティング」という言葉を検索してみてくださいね^^)
今の時代、無料のフリー画像素材も山ほどあります。が、
- 無料素材の中から「コレだ!」という作品を探すのが難しい
- 差別化を図りたい
- 高品質な素材を使ってワンランク上の制作物を作りたい
上記の中でなにかしら当てはまるものはありませんか?
(ちなみに、Google画像検索で引っかかったものをそのまんま使用する行為は、たいてい著作権侵害や利用規約違反になります)
今回は、「PIXTA」というサイトをご紹介します^^登録の流れや購入方法を画像付きで解説しました。
まずは「PIXTA」のサイトの解説からします。目次で読みたいところからどうぞ!
PIXTA(ピクスタ)とは、ストックフォト/ストックイラストの国内大手サイト
ストック素材サイトのひとつです。
「ストックフォト」、「ストックイラスト」という言葉を最近耳にするようになった方も多いかもしれません。
何だろう・・・?と調べてみると、稼ぎ方の記事ばかり目にするので(笑)、全く知らない人からすれば怪しいビジネスに思えるかもしれません。
が、全然怪しいものではなくて、要するに「素材サイト」なんですね。
「PIXTA」は、写真・イラスト・動画の素材をオンラインで販売しているサイトです。
ストックサイトは投稿者(クリエイター会員)を募っているところが多く、PIXTAもそのひとつです。
クリエイター会員は素材がダウンロードされると収入に繋がるので、そのためのノウハウがネットに多く出回っているのが現状。怪しく思われても仕方ないと思います(笑)
ストックサイトは1点からリーズナブルにダウンロードできる、オンライン上の素材集
写真素材やイラスト素材が必要な時、プロのカメラマン/イラストレーターに依頼をするという選択肢があります。
この場合、納品までに見積り・打ち合わせ・日程調整等で時間もかかり、人件費・技術料としてそれなりの費用もかかります。
時間とお金の節約のために、素材集を購入するという選択肢もあります。
CD-ROMが入っていたり、ダウンロード用のリンク等が記載されたりしていて、本に掲載されている素材が一定の条件のもとで利用できます。(条件は素材集ごとに要確認)
素材集の場合、低価格でたくさんの素材を利用できます。が、
- この素材だけピンポイントで使いたい
- いろんなタッチ・種類の素材が少しずつ必要
というようなケースでは不向きと言えるでしょう。
そこで、ストックサイトに目を向けてみて欲しいのです。PIXTAの場合必要な素材を1点から、550円~で購入することができます。
たくさん使う場合には、お得な定額制プランもあります。(ただし、最初は単品購入からスタートしてみるのをおすすめします)
素材集を買うのに比べたら1点あたりの値段は高いです。が、利便性は高いと思います。
全体の素材数がとにかく豊富なので、ピタッ!と来るものがきっと見つかるはず。
「カンプデータ」という、おためし用の画像を無料でダウンロードできるので、購入前にイメージのすり合わせもできて安心ですよ^^
PIXTAの購入会員に無料登録する流れ
公式サイトのヘルプにも登録の流れの解説はあります^^
登録はどのように行うのですか? | PIXTAでよくある質問
以下で私もスクショ付きで簡単に解説します。※スクショは2020年6月時点です。
まずはトップページにアクセスしてください。以下のバナーよりどうぞ^^
会員登録自体に料金はかかりません。
1.画面上部のメニューより、「購入会員登録」をクリックします。

2.メールアドレス・パスワードを入力します。利用規約を確認の上同意に✓

3.メールアドレスに間違いないか確認の上【送信】

4.すぐにメールが来るので、メール内に記載のURLにアクセスします。

5.クリックするとこの画面が開きます。アンケートに答えて【完了】

氏名・住所など詳細情報の登録は後回しでもOKです^^購入時には登録が必要です。
素材の検索と単品購入・ダウンロード方法
素材の購入方法の公式ヘルプはこちら。
素材の購入方法を教えてください。【単品購入】 | PIXTAでよくある質問
検索の仕方・サイズ感・カンプデータについて
検索は簡単です^^Google画像検索の感覚で検索窓にキーワードを入れてみてください。

画像検索も可能ですが、2020年6月時点でまだベータ版(おためし版)です。試してみたところ、まだ精度が良いとは言い難い・・・今後に期待です。

子供のランドセルを買った事をブログに書いたので、アイキャッチ用にラン活のイラストを探してみました。
キーワードを入れると、サブキーワードの候補が出てきます。ネットの検索と一緒ですね^^

「ラン活」だけで検索したところ、ランニング活動?の写真がトップヒットしました。
とりあえず、イラストで絞り込んでみます。

↑赤枠部分をクリックすると、素材の種類を選んで絞り込み検索ができます。
検索窓の下に「未販売」や「PIXTA限定素材」という絞り込みタブもあるので、なるべく他の人と被りたくない!という人におすすめですよ。
さて、ちょうど私が求める“ラン活”のイラストが見つかりました^^
購入したい素材をクリックすると、サイズごとの価格表が表示されます。↓

素材によって若干サイズの差はありますが、Sサイズは基本的にウェブサイト向けです。
実際に私が購入したSサイズはこの大きさです。↓

スマホだと縮小表示されてしまうので、サイズ感はパソコンでご確認ください。
購入前に素材がイメージに合うか確認したい場合は、画像タイトル下にあるメニューより「カンプデータ」をクリックします。↓

注意事項がポップアップ表示されるのでよく確認の上、ダウンロードしてください。
「カンプデータ」は透かし(PIXTAのロゴ)が入った事前確認用画像です。本使用は一切できません。
単品購入の流れ・ダウンロード方法
私が定額制プランに加入していないため、単品購入のご紹介のみとさせてください。
買いたい素材が決まったらサイズを選び、【カートに追加する】をクリックします。

↑【カートに移動】します。

↑この画面でもサイズの変更が可能です。また、購入後にやっぱりサイズを大きくしたいという場合は差額支払いでサイズ変更ができます。
購入した素材のキャンセル・交換は可能ですか?【単品購入】 | PIXTAでよくある質問
購入の際には詳細情報を登録する必要があります。【詳細情報を登録】ボタンをクリックして、フォームの必要事項を入力してください。↓

詳細情報を登録すると、決済方法を選択できます。↓

決済方法はいろいろ用意されていますが、手数料がかからないカード決済かPayPalが無難かなと思います。
支払いの方法を教えてください。【単品購入】 | PIXTAでよくある質問
利用規約を確認の上「PIXTAの利用には、PIXTA利用規約が適用されることに同意する」に✓を入れ、【決済方法を選択】します。↓

以下のような画面になります。↓

問題なければ、【決済へ進む】をクリックします。
このあとは出てきた画面の指示に従ってください。私はPayPalを選択しましたが、PayPalへのログインを促されました。

PayPal画面での手続きが済むと、この画面に自動的に移動します。↑
【購入する】ボタンをクリックします。

↑ポップアップが出ると思うので、【OK】をクリックします。

これで購入が完了しました^^
イラストの場合、ファイル形式でJPGとPNGの両方がある場合があります。
両方ダウンロードできますが、大きな違いとして、PNGは背景が透明です。
- イラストを組み合わせて使う
- 背景色や背景画像・壁紙を設定している場所に使う
このような時にはPNGをダウンロードしてください。
購入日から3か月間は、マイページの購入済みの素材一覧より再ダウンロードできます。
PIXTAの素材の使用可能範囲は?ロイヤリティーフリーとは
★PIXTAの素材は、著作権は素材の作者にあります。
お金を払ったからと言って何にでも使えるという訳ではありません。(依頼をして写真を撮ってもらったりイラストを描いてもらう場合でも同様です)
あくまで、PIXTAが定める範囲内での使用権を買った、という事になります。(一般的にどの素材サイトでも同様です)
素材の使用可能範囲については、公式サイトのリンクを貼ります。
- 素材の使用可能範囲について教えてください。【単品購入】【定額制】 | PIXTAでよくある質問
- 素材の利用制限や禁止事項はありますか?【単品購入】【定額制】 | PIXTAでよくある質問
- ライセンスのご案内 – 写真素材 PIXTA
語弊があってはいけないので私の方で解説はしません。リンク先をよくご確認ください。
★素材を利用する際は、使用先によってはコピーライト表示が必須です。
★PIXTAの素材は「ロイヤリティフリー」です。
ロイヤリティフリー(RF)素材とは、一度購入すると使用許諾の範囲内で何度でも使用できる素材のことです。
ロイヤリティフリー(RF)素材とは何ですか?【単品購入】【定額制】 | PIXTAでよくある質問
単品購入か定額制プランでのダウロードかによって、使用可能範囲が変わってきます。
詳しくは、やはり公式サイトでご確認ください。
有料素材を敢えて購入するメリットとは(最後に)
冒頭でも触れましたが、今はクオリティの高い無料素材は無数にあります。
わざわざ有料素材を買うのはもったいない、と私もちょっと思います(笑)
じゃあ、敢えて有料のものを選ぶメリットは何なのか?というと、
- 無料素材の中から「コレだ!」という作品を探すのが難しい
- 差別化を図りたい
- 高品質な素材を使ってワンランク上の制作物を作りたい
最初に書いたこれらのことを解決できるかもしれないから、なんですよね^^
- 無料でダウンロードできるサイトでは、検索に難アリだったり。
- 無料素材は既視感が拭えなかったり。
- 無料サイトの品質がマチマチだったり。
有料素材だって万能な訳ではありませんが、やはり高いレベルで粒ぞろいではあります。
例えば、100円ショップで時間をかけて掘り出し物を探すのもいいですが、目的によっては専門店やデパートに行きますよね。
そんなイメージを持っていただければと思います。
それと。最後に大事なことを書きます。あと少しだけお付き合いください^^
「ストックフォト」、「ストックイラスト」を調べると、稼ぎ方ばかり出てくる・・・と最初の方で書きました。
それはつまり、副業や在宅ワークとして注目されている分野だ、という一面があります。
こんなご時世です。
投稿する側の人間は意外と多いのです。あなたがリーチしたい人の中にも複数人いるかもしれません。
投稿する人たちは自然と目が肥えていきます。チラシやウェブで目にする写真やイラストが無料素材なのか有料素材なのか、作者は誰か・・・などなど。
結構気づいてしまうんです。
無料素材はダメという事はありません。ただ、素材にも適所適材はあると思います。
例えば、ベテラン営業員がここぞ!という時にバシッと高級ブランドスーツに身を固めることもあれば、親しみを持たせるためにプチプラの小物を上手に取り入れたりすることがあるように。
見ている人は見ています。知っている人は知っています。
写真やイラスト素材だって、シチュエーションによって使い分けることで、グッと好感度を上げることができる強力なツールとなるでしょう。
これが私が考える、有料素材を選択する最大のメリットです。
あなたも、ここぞ!という時に。有料の素材を使って、ビジュアルコミュニケーション、ビジュアルマーケティングを始めてみませんか?^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。