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ドイツで買った『Kleine Eule ganz allein』が可愛すぎて日本語翻訳版『ちょっとだけまいご』も買った話

我が家はドイツに約3年弱駐在していました。子供もドイツ生まれ^^

日本語の絵本がなかなかにお高かったので自分で創作絵本を作り始め、このサイトが誕生した訳ですが、まったく絵本を買わなかった訳じゃないんです。

バザーで日本語の絵本買ったり。(人の多さに凝りてバザーに行ったのは一度きり)

日本語じゃなくてもいいや!って開き直って、英語やドイツ語の絵本買ったり。

今回ご紹介したい絵本は、現地で買ったドイツ語の絵本、『Kleine Eule ganz allein』。

原書はドイツ語でもなく英語かな。

もうすごく可愛くて。子供が小さいうちはテキトーに訳して読み聞かせていたんですが、本帰国したあと日本語版『ちょっとだけまいご』も買っちゃいました(*^^*)

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対象年齢は赤ちゃん~3、4歳くらいまで、って感じかな。

ざくっとレビューしますので、ご参考にどうぞ♪

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作者はアイルランド生まれの絵本作家、クリス・ホートン(Chris Haughton)

クリス・ホートンさんのウェブサイトはこちら。

カラフルでくっきりとした彩色。ポップで、日本人が思うような“外国っぽい”可愛らしさがあるキャラクターたちが特徴です。

絵柄の好みは分かれるかもしれないけど(^^;

絵本ナビ というサイトで、クリス・ホートンのことは次のように紹介されています。

1978年アイルランド生まれ。デザイナー、イラストレーター、絵本作家。2007年、アメリカのタイム誌のデザイン100に選ばれた。絵本デビュー作となる” A BIT LOST” (『ちょっとだけまいご』)は、19の言語に翻訳され、2011年には、アイルランドを代表する児童書に贈られるビスト最優秀児童図書賞とともに、新人作家を対象とするエイリース・ディロン賞をダブル受賞している。

(著者詳細情報)クリス・ホートン(くりすほーとん) | 絵本ナビ | 作品一覧・プロフィール

たくさん絵本を出版されているのですが、今回ご紹介するものがデビュー作なんですね(*^^*)

ちなみに、英語版のタイトルは『A Bit Lost』。

ドイツ語タイトル『Kleine Eule ganz allein』だと、「ちびっこフクロウ ひとりぼっち」みたいな感じだと思います。

日本語タイトルは英語版の雰囲気ですね^^(英語版を日本語訳してるんだろうけど)

子供フクロウが迷子になり、親切なリスとママを探しに行く物語

ちょっとネタバレになるので、本を読んでのお楽しみにしたい方は読み飛ばしてね。

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冒頭からいきなり可愛いんです。巣から・・・いきなり落ちる!(笑)

落っこちたところで、親切なリスが声をかけてくれます。

子供フクロウは、「ママ、どこ?」とリスに言うんです。

すると、リスは子供フクロウにママの特徴を聞いて、一緒に探してくれるんです。

でも、子供フクロウは一度に色んな特徴を言えないから、なかなかリスに伝わらない。

ママは体が大きいんだと言えばクマの所に連れていかれるし、耳がとがっていると言えばウサギの所に連れていかれるし。

このやりとりがなんとも可愛くて堪らないんです(*^^*)

日本語訳は思ってた感じとちょっと違った

これはもう、翻訳した人の言葉選びと自分の好みとの相性問題なんだけど。

私がイメージしてたのとちょっと違っていたんですよね(^^;

例えば、巣から落ちた直後の子供フクロウとリスのやりとり。

≫ Alles in Ordnung?≪
frage das Eichhörnchen.

≫ Ich hab mich verfranzt ≪ ,
sagte die kleine Eule.

≫ Wo ist meine Mami? ≪

Kleine Eule ganz allein

これをまず英語にするとこんな感じ。

“Are you OK?” ask the squirrel. / “I got lost” said the little owl. / “Where’s my mommy?”

結構シンプルなんだよね。だから私の中でも、

「だいじょうぶ?」とリスが聞いた。
「まいごになっちゃった」とちびフクロウは言った。
「ぼくのママ、どこ?」

と、これくらいのイメージでした。が、日本語版はこんな感じ。

「ありゃりゃ、
 おまえさん だいじょうぶかい?」
 リスが かけよってきて いいました。
「ぼく まいご」と ちびフクロウが
 きょとんとしたかおで いいました。
「ぼくの ママ どこにいるの?
 どこか いっちゃった」

ちょっとだけまいご 訳・木坂 涼

・・・うーん。(;´∀`)なんか、説明多い。セリフも長い・・・。

挿絵で状況は大体分かるし、もっとシンプルな文章でも伝わると思うんだけどな。

あと、リスのキャラが私のイメージと違った・・・。例えばこちらのリスのセリフ。

≫ Keine Sorge, Kleiner!
Ich finde deine Mami.
Wie sieht sie denn aus? ≪

Kleine Eule ganz allein

英語にすると”Don’t worry, little one! I find your mommy. What does she look like?”

日本語版だとこう。

「だいじょうぶ だいじょうぶ。
 おいらが かあちゃんを みつけてやるから
 しんぱいするなって。
 で? きみの かあちゃんは どんなかんじ?」

ちょっとだけまいご 訳・木坂 涼

んん~・・・(;´∀`)なんか、思ってたよりリスがひょうきんもの・・・。

私の中ではこんな感じで訳してたんだ。

「しんぱいしないで、おチビちゃん。
 ぼくがママを見つけてあげるから!
 きみのママはどんなすがたなの?」

まあ、好みの問題だからね(笑)

もしかしたら、英語版はもうちょいこの日本語訳の雰囲気に近いのかもしれない。

とても可愛くて癒される絵本。ぜひ読んでみて(最後に)

絵柄も文章も、好みは分かれるかもしれません。が、イチオシの絵本です!!

ストーリーも可愛くてほっこりする(*^^*)長さもちょうどいいしね。

絵本や児童書をたくさん置いている図書館にならあるかも?ぜひ探して読んでみて欲しいです^^♪

ちなみに、同じ作者の絵本も買っちゃいました(笑)これ。↓

こっちも凄い好きなの。また今度別の記事でレビュー書きたいと思います^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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